小部屋の住人 =俊=


『爪 という どこか哀しい項目』


わたしという雑多なもののなかに

という項目がある

ほんらい柔らかな皮膚であるものが
指先という特別な箇所ゆえに硬化したそれは
半透明であり
下の肉の色をほのかに見せ
時に 愛らしくて激しくて 哀しい

その爪でわたしは今

てえぶるの上にあるグラスの
うすい透明 をはじいている


  

この詩は、今回「ちよ」で行う連詩の発詩です。

《テーマ》
連作・カラダ

《ルール》
今回は連詩のテーマは「カラダ」。人の体、その様々なパーツです。爪、背中、肘、膝、髪、目、肌、思いつく限りのパーツで詩を書いてみてください。でも、唯だらだらと書いてはつまりませんから、例えば前の詩が「爪」なら、そこから関連付けて書いて頂きます。
そして、管理人の判断でラストあと一篇とお知らせした後は「カラダ」という題でトリを締めて頂きます。

詩の長さは自由
短歌でも可(題は付けてくださいね)ですが、続けて短歌を投稿するのは避けてください。
詩の合間に短歌が入る位が望ましいです。
参加は、ひとり2篇まで。こちらも続けての投稿は避けてください。

ルールは以上です。

この度は朱雀さんのお言葉に甘えて、久しぶりに開く「ちよ」の連詩の宣伝をさせて頂きました。
連詩掲示板は、 メニュー→掲示板→連詩掲示板 で行けます。

詩を書く方、短歌を書かれる方、詩を書いてみようかと思われる方、参加は自由です。

どうぞお気軽に参加してみてくださいね。



『ちよつづり』という詩のサイトを持っています。

はじめは自分の作品置き場だったのですが、今は連詩や連句などの投稿掲示板でいらして下さった方々と遊んでおります。
唯ここ半年は、ちょっと体調不良などで休止状態でしたが(苦笑)


                                      
         ちよつづり
【冬のコラボカーニバル】 愚 者


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